9月・タバコを吸える海外旅行が波紋



 中堅旅仕会社のニッコウトラベルが企画した「タパコを吸える海外旅行」が、波紋を広げている。約七万人の会員を抱える「全国禁煙・分煙推進協議会」(市来英雄会長)が「健康・快適な旅行を提供すべき旅行会社が喫煙を助長する企画」としてニッコウトラベルに抗議文を送付したほか、十九日現在で同社には抗議の手紙十通が届いた。同社では分煙を進めたい のが今回の企画の趣旨」などとして理解を求めた手紙を各方面に送付、計画通り旅行を実施する考えだ。
  同ツアーは航空会社に全面禁煙の動きが広がる中で飛行機で十時間以上たばこが吸えないのは愛煙家につらいとして企画。喫煙席の残るアリタリア航空、マレーシア航空などを利用して米国、欧州などに向かう十四コースを設定。九月以降の出発だが、十九日現在で約六十人の申し込みがあり、「まずまず順調な滑り出し」。
  これに反発したのが 禁煙団体。抗議文を送付した全国禁煙・分煙推進協議会の宮崎恭一事務局長は「禁煙者のために飛行機を借り切るならともかく、喫煙席を使うだけのツアーなら機内の非喫煙者の健康はどうなるのか。喫煙席なら勝手に吸っていいという発想自体 が時代錯誤だ」と発言。「禁煙教室などを盛り込んだツアーに変更したらどうか」と提案している。
  ニッコウトラベルには激励の手紙も三通届いたという。それでも、同社は禁煙団体から突き付けられた「N○」に戸惑いをみせており、抗議文や報道機関には「喫煙の場所でのルール、マナーは参加者に案内する予定」などと手紙などで理解を訴えている。





 禁煙団体 「喫煙を助長」と抗議

 ニッコウトラベル 「分煙の推進が趣旨」


バ ックナンバー
8月 オフィスの分煙
6月 梅雨時に注意すべき事





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